芸術と技術の融合「180」シリーズの最新作
スイスの高級時計ブランド、オーデマ ピゲは2021年2月、ミュージカルシリーズ「180」の第3弾となる「PARADISE」コレクションを発売しました。このシリーズは時計製造の伝統技術と現代アートの表現を融合させた特別なコレクションとして、時計愛好家やコレクターから高い注目を集めています。
「180」シリーズは、時計の文字盤をキャンバスに見立て、ミニッツリピーターの音色と視覚的な美しさを調和させる独創的なコンセプトが特徴です。第3弾となる「PARADISE」は、前2作の「SONNERIE」と「CHIMES」の進化形として、さらに洗練されたデザインと技術を提供します。
「PARADISE」コレクションの技術的特徴
「PARADISE」コレクションの最大の特徴は、オーデマ ピゲが長年培ってきたミニッツリピーター技術の進化にあります。時計の文字盤には手作業で施された細かな装飾が施され、時を告げる鐘の音と視覚的な美しさが見事に調和しています。
特に注目すべきは、新開発の「サウンド・エンハンサー」技術です。この技術により、ミニッツリピーターの音色がよりクリアで深みのある響きを持つよう設計されています。ケースバックには特別な共鳴室が設けられ、音の伝わり方を最適化しています。
ムーブメントにはオーデマ ピゲ独自のキャリバー2956が搭載され、72時間のパワーリザーブを実現。文字盤には18Kローズゴールドとプラチナの複合素材が使用され、光の加減で変化する繊細な質感が特徴です。
「180」シリーズのコンセプトと「PARADISE」の位置付け
「180」シリーズは、時計製造の180度異なる側面 - 技術的完成度と芸術的表現 - を一つの時計に融合させるというコンセプトで開発されました。第1弾「SONNERIE」が技術的革新に焦点を当て、第2弾「CHIMES」が音と視覚の調和を追求したのに対し、第3弾「PARADISE」はこれらをさらに発展させ、完全な調和を目指した作品です。
「PARADISE」という名称は、時計愛好家にとっての「楽園」を意味するとともに、技術と芸術が調和した理想的な状態を表現しています。文字盤のデザインには楽園をイメージしたモチーフが散りばめられ、時間の経過とともに変化する表情が楽しめるよう設計されています。
限定生産とコレクターズアイテムとしての価値
「PARADISE」コレクションは全世界限定88本という希少性の高い生産数量となっています。各時計にはシリアルナンバーが刻印され、オーナーには特別な証明書と専用の展示ケースが付属します。
オーデマ ピゲのミュージカルシリーズは過去にも高い評価を受けており、特に限定モデルは市場でプレミアム価値を持つ傾向があります。「PARADISE」もその芸術的価値と技術的完成度から、将来的な価値の上昇が期待されるコレクターズアイテムです。
ブランドの公式発表によれば、すでに多くの予約が入っている状態で、発売後すぐに完売する可能性が高いとのことです。興味のあるコレクターは、公式ブティックや正規取扱店に問い合わせることが推奨されています。
