アメリカ発のストリートファッションを代表するブランド「Supreme」と、ボクシングギアの老舗メーカー「Everlast」の異色のコラボレーションが注目を集めています。この記事はLuxe.co.orgからの転載です。
伝統と革新の融合:Everlastの歴史
Everlastは1910年にアメリカ・ニューヨークで創業して以来、100年以上にわたりボクシングギアのトップブランドとして君臨してきました。特にプロボクサーからの支持が厚く、ジャック・デンプシーやシュガー・レイ・ロビンソン、モハメド・アリといった伝説的ボクサーもEverlastのグローブを愛用していました。
創業当初は水泳用品メーカーとしてスタートしたEverlastですが、1917年にボクシンググローブの製造を開始して以降、ボクシングギアの専門メーカーとしての地位を確立。現在ではアマチュアからプロフェッショナルまで、あらゆるレベルのボクサーに支持されるブランドに成長しました。
ストリートカルチャーの王者Supremeとのコラボ
今回のコラボレーションでは、Everlastの伝統的なボクシングギアにSupremeならではの斬新なデザインが加わり、ファッション性と機能性を兼ね備えたアイテムがラインアップされています。特に、Everlastの象徴である赤と白のロゴがSupremeのブランドカラーである赤と白で再解釈されたデザインは、両ブランドのファンから高い評価を得ています。
コレクションには、トレーニング用のフード付きスウェットシャツやショートパンツ、ボクシンググローブをモチーフにしたバックパックなど、日常使いできるアイテムが多数含まれています。素材にもこだわり、通気性に優れたメッシュ素材や耐久性の高いナイロンを使用するなど、実用性も追求した作りになっています。
ボクシングギアの進化とファッション業界の注目
近年、スポーツウェアとストリートファッションの境界線が曖昧になりつつある中、このような異業種コラボレーションが増加しています。特にボクシングはそのルックスとパフォーマンスの両面から、ファッション業界から注目を集めるスポーツの一つです。
EverlastのCEOは「今回のコラボレーションは、ボクシングというスポーツの魅力をより多くの人に知ってもらう絶好の機会です。Supremeとの協業を通じて、新しい世代の消費者にアプローチできることを嬉しく思います」とコメントしています。
一方、Supremeのクリエイティブディレクターは「Everlastの豊かな歴史と伝統に敬意を表しつつ、現代のストリートファッションにマッチするデザインを追求しました。このコラボレーションが、ボクシングとストリートカルチャーの新たな関係を築くきっかけになれば」と語っています。
市場の反響と今後の展開
このコラボレーションアイテムは発売前からSNSで話題を集め、発売当日には多くのSupremeストア前で長蛇の列ができるほど人気を博しました。特に限定品のボクシンググローブは即日完売となり、転売市場でも高値で取引されるなど、コレクターズアイテムとしての価値も認められています。
業界関係者からは「スポーツブランドとストリートファッションブランドのコラボレーションの新たな可能性を示した」「今後も同様の異業種コラボが増えるきっかけになる」などの声が上がっています。
EverlastとSupremeは今後も継続的なコラボレーションを検討しており、次回作ではさらにバリエーションを拡大したラインアップを予定しているとのことです。ボクシングギアの進化とファッション業界の新たな潮流に、今後も注目が集まりそうです。
