スイスの高級時計ブランド、ウブロ(Hublot)はこのほど、50本限定の画期的な新作「MP-10 リニアローター トゥールビヨン チタンウォッチ」を発表しました。この時計は従来の時計設計の常識を覆す独創的な仕組みで、時計愛好家の間で大きな話題を呼んでいます。
伝統を破壊する革新的なデザイン
MP-10の最大の特徴は、文字盤、針、ローターという時計の基本的な構成要素をすべて排除した点にあります。代わりに採用されたのは、以下の3つの革新的な機構です:
- 時間表示を担う「ローラーホイール」システム
- 円形の「パワーリザーブインジケーター」
- 傾斜型に配置された「トゥールビヨン」機構
技術的な革新点の詳細
MP-10の心臓部には、手巻き式のHUB9013ムーブメントが搭載されています。このムーブメントの開発には4年以上の歳月が費やされ、特許取得済みの技術が多数採用されています。
特に注目すべきは、重力の影響を打ち消すトゥールビヨン機構を45度傾斜させた配置です。これにより、従来のトゥールビヨンよりも高い精度を実現しています。また、パワーリザーブは最大150時間と、同クラスの時計の中でもトップクラスの性能を誇ります。
素材とデザインのこだわり
ケースには航空宇宙技術で使用されるグレード5チタンを採用。軽量かつ高い強度を兼ね備えています。サイズは41.5mm×45mmで、厚さは22.4mmと存在感のあるプロポーションです。
文字盤の代わりとなるローラーホイールは、3つのディスクで時、分、秒を表示。この独自の表示方法は視認性とデザイン性の両方を追求した結果です。
限定生産と今後の展開
今回発表されたMP-10は全世界で50本のみの限定生産となります。価格は約5万スイスフラン(日本円で約850万円)と、コレクター向けの高価格帯ですが、その技術的革新性から既に予約が殺到している状況です。
ウブロのCEOであるリカルド・グアダルーペ氏は「MP-10は単なる時計ではなく、時計製造の未来を示す声明です。私たちは常に境界線を押し広げることを目指しています」とコメントしています。
まとめ
ウブロのMP-10リニアローター トゥールビヨンは、時計製造の伝統を尊重しつつも、それに縛られない革新的なアプローチで新たな可能性を切り開きました。50本限定という希少性も相まって、今後数年間で時計史に残る傑作として語り継がれることでしょう。
高級時計ファンやテクノロジー愛好家は、この画期的な時計の登場を注目すべきです。ウブロは今後もこのような革新的な時計を発表し続けると予想され、時計業界全体に与える影響が期待されます。
