オーデマ ピゲは北京、上海に続き、中国南西部唯一のブティックを成都にオープンしました。

オーデマ ピゲは北京、上海に続き、中国南西部唯一のブティックを成都にオープンしました。 - 加奈ショップ

スイスを代表する超複雑時計の名門ブランド「オーデマ ピゲ」が、2023年7月、中国四川省の省都・成都に新たなブティックを開設しました。これは北京と上海に続く中国国内3店舗目であり、中国南西部エリアでは唯一の直営店となります。

戦略的要地・成都への出店背景

成都は中国南西部の経済・文化の中心地として急成長を続けており、高級ブランド市場においても重要な位置を占めています。成都市の2022年の小売総額は9,000億元を超え、富裕層人口の増加とともにラグジュアリー消費が活発化しています。

オーデマ ピゲのアジア太平洋地域担当マネージングディレクターは「成都は中国国内で最もダイナミックに成長している都市の一つ。当社のコレクションをより多くのお客様に直接体験いただく絶好の機会」とコメントしています。

ブティックの特徴とコンセプト

新店舗は成都市の高級ショッピングエリアである太古里(Taikoo Li)に位置し、約150平方メートルの空間にオーデマ ピゲの世界観を余すところなく表現しています。店内にはブランドの象徴的なコレクションである「ロイヤルオーク」シリーズをはじめ、複雑時計の傑作が揃えられています。

特に注目すべきは、成都店限定モデルや中国市場向け特別仕様の時計も展示されている点です。これにより、地元のコレクターや時計愛好家にとって特別な体験を提供することを目指しています。

中国市場における戦略的展開

オーデマ ピゲは近年、中国市場への注力度を高めており、成都出店はその重要な一環です。同社の調査によれば、中国の高級時計市場は2021年以降、年平均15%以上の成長を続けており、特に内陸部都市の潜在力が注目されています。

業界アナリストは「成都ブティックの開設は、単なる販売拠点の拡大ではなく、ブランド認知度向上と顧客エンゲージメント強化を目的とした戦略的投資」と分析しています。

今後の展開予想

オーデマ ピゲは今後も中国市場での拡大を続ける方針で、2024年までに広州や深センなどへの出店も検討中との情報があります。特にデジタルマーケティングと実店舗体験を融合させた「フィジタル」戦略に力を入れる予定です。

成都ブティックでは、オープン記念として特別イベントや時計愛好家向けの技術解説セミナーなども計画されており、単なる販売空間ではなく、ブランド文化を発信するハブとしての役割も期待されています。

(カバーニュース記者 郭克新、2023年7月10日)

※本記事の情報は公開時点のものです。最新情報はオーデマ ピゲ公式サイトをご確認ください。

リリース時間: 2025-12-07 05:53:18