スイスを代表する高級時計ブランド「オーデマ ピゲ」が、2024年春先に向けて一連の新モデルをリリースします。特に注目を集めているのが、同ブランドのアイコン的な存在である「ロイヤル オーク」シリーズの新作初登場です。この新作発表は、時計愛好家の間で大きな話題を呼んでいます。
CODE 11.59シリーズの革新デザイン
オーデマ ピゲの新作「CODE 11.59」シリーズは、2023年にステンレススチールモデルで初めて登場した新デザインを継承しています。文字盤には、このシリーズのために特別に開発されたシグネチャー装飾パターンがエンボス加工され、以前の控えめなデザインに取って代わりました。この新しいパターンは、オーデマ ピゲのデザインチームがスイスのギョーシェ彫刻師と共同で制作しました。
特に注目すべきは、文字盤の装飾技術です。伝統的なギョーシェ彫刻技法を現代的なデザインに融合させたこのパターンは、光の加減によって様々な表情を見せ、時計の奥行きと立体感を際立たせています。文字盤の中心部から外縁部にかけて、精密な幾何学模様が施されており、オーデマ ピゲの卓越した職人技術を感じさせます。
ロイヤル オーク新作の特徴
今回初登場するロイヤル オークの新モデルは、従来のシリーズの特徴を継承しつつ、新たな要素を加えています。ケースデザインは、同シリーズの象徴である八角形ベゼルを採用していますが、より洗練されたプロポーションに進化しています。ベゼルとケースの接合部には、オーデマ ピゲ独自の高度な研磨技術が施され、光沢と質感が一段と向上しています。
ムーブメントには、最新のキャリバー7124を搭載。この自動巻きムーブメントは、80時間のパワーリザーブを実現し、精度と信頼性を両立させています。また、サファイアクリスタルガラスバックを採用しており、精巧なムーブメントの動きを鑑賞することが可能です。
素材と仕上げの革新
新作シリーズでは、素材の選択にもこだわりが見られます。ステンレススチールモデルに加え、18Kローズゴールドやプラチナなどの貴金属モデルもラインアップ。特に、ロイヤル オークの新作には、ブランド初となるセラミックとチタンのハイブリッドケースモデルが含まれており、軽量化と耐久性を両立させています。
ブレスレットの仕上げにも注目です。各リンクには、伝統的な「ブライト&ヘアライン」仕上げが施され、光の反射を計算したデザインが特徴的です。この仕上げ技術は、オーデマ ピゲの時計職人が1本ずつ手作業で行っており、完成までに数十時間を要する高度な作業です。
今後の展開と期待
オーデマ ピゲのデザインディレクターは、今回の新作発表について「伝統と革新の融合を追求した」とコメントしています。特にロイヤル オークの新作は、ブランドの歴史を尊重しつつ、現代の時計愛好家のニーズに応えるデザインとなっています。
今後の展開として、2024年後半にはさらに特別な限定モデルのリリースが予定されており、コレクターの間で期待が高まっています。オーデマ ピゲは、今後も高級時計業界をリードする革新的なデザインと技術を追求していく方針です。
