オーデマ ピゲ、「ロイヤル オーク」のプロトタイプデザインスケッチを385万ドルで落札!

オーデマ ピゲ、「ロイヤル オーク」のプロトタイプデザインスケッチを385万ドルで落札! - 加奈ショップ

歴史的なデザインスケッチの高額落札

スイス高級時計ブランド「オーデマ ピゲ」の象徴的なモデル「ロイヤルオーク」のプロトタイプデザインスケッチが、先日開催されたサザビーズのオークションにて61万ドル(日本円で約385万円)を超える価格で落札されました。この水彩画スケッチは、ロイヤルオークの初期デザイン段階を伝える貴重な資料として、時計コレクターや美術品収集家の間で大きな注目を集めました。

落札品の詳細と付属品

今回の落札品には、1970年代に描かれたオリジナルの水彩画スケッチに加え、そのデジタル版であるNFT(非代替性トークン)と真贋証明書がセットで含まれていました。特にNFT付属という点が、伝統的な時計コレクションの枠を超えた新しい価値を生み出した要因と考えられます。オーデマ ピゲのアーカイブ部門によれば、このスケッチはロイヤルオークのデザインを手掛けたジェラルド・ジェンタ氏の直筆によるものと認証されています。

ロイヤルオークの歴史的価値

ロイヤルオークは1972年に発表された世界初の高級ステンレススティールスポーツウォッチとして知られ、その斬新な八角形ベゼルと「タパストリー」と呼ばれる独自の文字盤模様が特徴です。当時としては画期的なデザインが、水彩画の筆致からも鮮明に読み取れることが、今回の落札価格を押し上げた背景にあると専門家は分析しています。時計史において重要な転換点となったモデルの誕生秘話を伝える一次資料として、博物館級の価値が認められた結果と言えるでしょう。

時計関連美術品市場の活況

近年、高級時計ブランドの歴史的資料やデザインスケッチが美術品市場で高値で取引されるケースが増加しています。特にパテック フィリップやオーデマ ピゲなど歴史あるメゾンのアーカイブ資料は、時計愛好家だけでなく美術収集家からの需要も高い状況です。今回の落札は、物理的なスケッチとデジタル資産(NFT)を組み合わせた初めてのケースとして、今後の市場動向に影響を与える可能性があります。サザビーズの時計部門ディレクターは「時計の文化的価値が多角的に評価される時代になった」とコメントしています。

落札者の反応と今後の展開

落札者の身元は非公開となっていますが、サザビーズを通じて「20世紀時計デザインの傑作が生まれる瞬間を伝えるこの作品を、次世代に伝える責任を感じている」との声明が発表されました。オーデマ ピゲ公式も今回の落札を受け、ロイヤルオーク50周年を記念した特別展覧会でこのスケッチを公開する可能性を示唆しています。今後、他の歴史的時計モデルのデザイン資料が市場に出るケースが増えることで、時計史研究の新たな章が開かれることが期待されます。

リリース時間: 2025-12-07 05:53:16